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高松市の陶芸家と兵庫県の美術作家がコラボレーションした展示会が高松市の塩江美術館で開かれています。

高松市の塩江美術館には塩江町に窯を持つ陶芸家の田淵太郎さんと、兵庫県の美術作家、岡本尚子さんの作品およそ30点が展示されています。

展示会は焼き物と器をモチーフにした絵画を一緒に展示しているのが特徴です。

このうち田淵さんの「Tea Bowl」という作品は白磁の器で、窯で焼き上げる際の灰や炎によってざらざらとした質感になっています。

また、岡本さんの作品は田淵さんの器をモチーフに実物を拡大して描いた絵画で、およそ半年かけてでこぼこした質感や奥行きを油絵の具で表現しました。

塩江美術館の富田詩帆学芸員は「絵画を見て焼き物のどこを描いたのか想像しながら楽しんでほしい」と話していました。

展示会は、12月15日まで開かれています。

高松の陶芸家と兵庫の美術作家のコラボ展示会 塩江美術館|NHK 香川県のニュース