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INFO:
BNN出版から毎年個性的な映像クリエイターを選出する年鑑「映像作家100人」のティザームービーを制作。多種多様な映像クリエイターを内包した年鑑のイメージを表現すべくカラーバーの擬人化を企画。カラーバーの色面がそれぞれ分裂し各々が思うがまま自己を表現するかの如く踊る。そしてクリエイターの脳内に覗き込むと多様化した映像手法を思わせるように幾何学的なグラフィックや筆跡、抽象的なエフェクトが乱舞する。 過去2作品(橋本麦氏、幸洋子氏のお二方)のティザームービーで扱われなかったキャラクターを使った演出を採用。しかし既存のテイスト、、、例えばカートゥーン的な動きの緩急やピクトグラムのようにジオメトリックな構造を持ったキャラクターなど既に評価が定まった造形では多種多様なクリエイターを内包した年鑑のイメージは描けないと考えた。また、映像作家100人という年鑑がその年に応じた新しい文化を背負ったクリエイターをフックアップしてるイメージもあり、テイスト的な部分でも既存の方向性にハマらないアートスタイルを模索する方が映像作家100人らしさを表現出来ると考えた。
大橋史 |  映像作家100人2020