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「この人だけは失いたくない」って思ったことありますか？一緒にいても会話がなくて平気で、既読がつかなくても責める気になれなくて、でもふとした瞬間に「今、何してるかな」って気になる人。「もう⼀回笑って」そんな台詞を思わず足したくなる人。その人の声を、表情を、温度を、自分の中に記憶しようとする自分に気づいたとき、たぶんもう“大切な人”なんだと思う。恋とか友情とか、そんなラベルじゃおさまりきらない。別に毎日連絡取らなくていい、だけど「いなくなる想像」は、したくない。些細な日々にまぎれて、特別の顔をしていないからこそ、ふとした別れで、その存在の大きさに気づいてしまう。大切な人って、“いつでも会える人”じゃなくて、“いない世界を考えたくない人”なんだと思う。そして、すでにその人がそばにいるって気づけたら、それだけで、この世界はちょっと優しくなるよなぁぁぁ。